子供から「スポーツクラブを辞めたい」と切り出された。
こんな経験はありませんか?
子供が「辞める」を切り出す理由は様々で、中には慎重な対応を要する場合もあります。
親が「もっとがんばれ」と誤った対応をしたばかりに、心に大きなダメージを負ってしまうなんてことも。
そのようなことは極力避けたいですよね。
この記事では『辞めたい理由』や『辞めたいへの対処法』を紹介しています。
もし「スポーツを辞めたい」と切り出されている状況のときには、この記事がお役に立てるハズです。
最後までご覧くださいね。
子供がスポーツを辞めたい4つの理由とは
子供がスポーツを辞めたいと言い出したときの『4つ』の理由を紹介いたします。
最初にお伝えしておきますが、子供が「辞めたい」と伝えるには、想像以上に大きなエネルギーを消費します。
そのため「辞めたい」と切り出すに至った、背景を聞き出すことが大切です。
時にはどうしても耐えられない問題を抱えている場合もあるので、「もっとがんばりなさい」などと適当にあしらったりせず、真剣に向き合うようにしてくださいね。
では以下4つを順番に紹介していきます。
- 周りからの過度な期待
- チームメイトへの劣等感
- チーム内でのいじめ
- 他にやりたいことが見つかった
子供がスポーツを辞めたい原因その1 『周りからの過度な期待』
子供は『周りからの過度な期待』でスポーツを辞めたくなることがあります。
なぜなら『過度な期待』が子供への『プレッシャー』に変わってしまい、純粋に楽しめなくなってしまうからです。
子供はスポーツが『楽しいから』プレーしています。
『楽しい』感情を置き去りにし、結果を残すという『使命感』だけが残っては、イヤになってしまいますよね。
子どもの成長は著しく、期待する気持ちは大いにわかります。
ただ、辞めてしまっては非常にもったいないですよね。
過度な期待は子供の負担になります。
注意しましょう。
子供がスポーツを辞めたい原因その2『チームメイトへの劣等感』
子供は『チームメイトへの劣等感』からスポーツを辞めたくなることがあります。
なぜなら『チームメイトに迷惑をかけている』という気持が大きくなり、やがては疎外感を感じてしまうからです。
一般的に人間は『疎外感』を感じることで、その環境から逃げ出したい気持ちが強くなるものなのです。
もちろん子供も例外ではありません。
疎外感を感じたら自然と『辞める』方向に向かってしまいます。
ちなみに、このような状況のときには『客観的に劣等感』を取り払うことが大切。
というのも、劣等感を抱いている子供でも『実力は平均的』であることがほとんどで、下手だと思い込んでいる』場合が多いのです。
そのため「パスが上手だね」などと、小さく褒めてあげることで、劣等感を薄めることができますよ。
劣等感を薄めていけば「辞めたい」感情も薄まっていきます。
有望な子供が、思い込みだけで辞めてしまうのはもったいないです。
客観的な目線でフォローしてあげましょうね。
子供がスポーツを辞めたい原因その3『チーム内でのいじめ』
3つ目は『チーム内でのいじめ』です。
これは説明するまでもなく、辞めたいと思いますよね。
誰でもいじめを受けるために、スポーツクラブには行きたくはないからです。
実際に私も『道具』を隠されて辛い思いをしている人を見たことがありますが、非常に居た堪れない気持ちになったのを覚えています。
このようにいじめが原因で「辞めたい」といっている場合は、子供からの『SOS』サインの可能性があります。
「辞めたい」との意思表示を安易に考えるのではなく、理由まで聞いた上で対応するようにしましょうね。
子供がスポーツを辞めたい原因その4『他にやりたいことが見つかった』
最後に『やりたいことが見つかった』から辞めたいです。
子供は探究心の塊のような生物なので、この「辞めたい」は応援してあげるのがおすすめ。
ただし、どんなことにチャレンジするにしても『やり切る姿勢』は常に必要です。
そのため、次につなげるためにも『中途半端』な辞め方はオススメできません。
もし辞める場合は『ゴールを設定』した上、達成したと同時に辞めるのがベストでしょう。
そうすれば『やり切る姿勢』も身につくため、すっきりと切り替えができるハズ。
ぜひ十分に話し合った上で、判断してくださいね。
子供にスポーツを辞めたいと言われたときには『傾聴』を意識しよう
もし子供に「スポーツクラブ」を辞めたいと切り出されたら、まずは『傾聴』の姿勢をとりましょう。
なぜなら『傾聴』の姿勢をとることで、子供は自分の気持ちを打ち明けやすくなるからです。
気持ちを打ち明けてくれれば『辞めたい理由』が判明し、適切な対応ができますよね。
実際に辞めたい原因によっては『ネガティブ』なものもあり、慎重な対処を要する場合もありました。
このように『辞めたい理由』を把握することは非常に重要です。
もし子供が「辞めたい」と切り出した場合は『傾聴』の姿勢を忘れないでくださいね。
まとめ
この記事を読んで『子供がスポーツを辞めたくなる原因』がわかりましたね。
もしも子供から「辞めたい」と切り出された場合はこの記事がおすすめ。
記事で解説したように『SOS』を発している場合もあり、辞めたい理由を知ることが大切だからです。
このことから「辞めたい」と切り出されている状況のときにはこの記事がおすすめですよ。
ぜひ参考にしてくださいね。
ちなみに今回紹介した『子供がスポーツを辞めたいときの対処法』はもっと詳しく学ぶべきです。
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