「声かけってどうやったらいいのだろう?」
スポーツの指導するとき、このように感じたことはありませんか?
取り組む以上は、根拠をもった『声かけ』を行いたいですよね。
そんなときは今回の記事がお役に立てるはず!
実際に『声かけ』は選手のパフォーマンスにも影響するため非常に重要です。
そこでこの記事では『声かけで意識すること』や『やってはいけない声かけ』を紹介いたします。
このことから、『正しい声かけ』を知りたい状況のときには、とてもオススメですよ。
声かけとは
スポーツにおける『声かけ』は、以下2つの役割があります。
- 支援的な声かけ
- 指示的な声かけ
それぞれが大変重要であり、どちらも欠かすことはできません。
なぜなら試合では、『チームのモチベーション』と『ロジカルな行動』の2つが大切だからです。
支援的な声かけは『チームのモチベーションUP』につながり、指示的な声かけは『ロジカルな行動』に必要だということ。
実際、『サッカー』の試合中には「ドンマイ!」や「前のスペースに走れ!」など2つの、声かけが盛んに飛び交っていますよね!
このように声かけには、2つの重要な役割があるのです。
次の項目で具体的なメリットについてお伝えしますので、あわせて確認してくださいね!
スポーツにおける声かけのメリット
この項目では声かけによるメリットを紹介します。
それぞれ『支援的な声かけ』と『指示的な声かけ』のメリットを1例ずつ紹介しますので、順番にご覧ください。
チームが一丸となる
まず1つ目のメリットは『チームが一丸』となるです。
これは『支援的な声かけ』によるメリットですよね。
なぜなら『チームが一丸』となるためには、選手同士のコミュニケーションを高める必要があるからです。
実際に『コミュニケーションを高める』ためには、以下のような言葉が効果的です。
- ドンマイ
- 切り替えよう
- ナイス
- ありがとう助かったよ
以上の言葉はどれも相手を思いやる気持ちから出てくる『支援的な声かけ』ですよね。
この支援的な声かけが、チームのコミュニケーションを高め、『チーム一丸』につながるワケですね。
このように『支援的な声かけ』には『チームを一丸とする』メリットがあります。
しっかり意識しましょう。
ミスを防げる
次に『ミスを防げる』です。
これは『指示的声かけ』によるメリットですよね。
なぜなら『ミスを防ぐ』ためには、選手同士の『情報伝達』が重要だからです。
具体的には、野球の『外野手(守備)』同士の関係を考えるとわかりやすいでしょう。
外野手は『自分が守るエリア』と『チームメイトが守るエリア』を相互に確認しつつ、エラーを出さないようにする必要がありますよね。
このときに重要なのが『チームメイト』との声かけ(情報交換)です。
チームメイトとの声かけ(情報交換)を行わなければ、守備エリアに『穴』ができ、エラーにつながる恐れがあります。
しかし、声かけにより「もう少し右!」など、細かい守備範囲の確認ができれば、エラーを防ぐことができますよね。
このように『指示的な声かけ』は『ミスを防ぐ』ことができます。
非常に重要なので、意識するようにしましょうね。
声かけで意識すること
声かけで意識することはズバリ『支援的な声かけ』と『指示的な声かけ』のバランスです。
2つの声かけのバランスを意識することで、『モチベーション』を保ちつつ、『指示』を受け入れることができるからです。
実際に「これやれ」、「あれやれ」と『指示的な声かけ』ばかり言われるとモチベーションが低下してしまい、嫌になりますよね笑
そうならないためにも『支援的な声かけ』と『指示的な声かけ』のバランスを意識することをオススメしますよ!
やるべきではない声かけ
やるべきではない声かけはズバリ『否定語』による声かけです。
※否定語とは「〜はするな」や「ダメだな」といった相手の行動に『完全NG』を表明する言葉のこと。
なぜなら否定語は『相手の心を乱す』ことにつながるからです。
例えば『野球の試合』です。
監督からピッチャーへ「君はカーブが下手だ。投げないほうがいい」と言われたらどうでしょうか。
きっとピッチャーは『カーブ』の選択肢が消え、カーブを投げたい場面でも投げられなくなり、『心が乱れた状態』になりますよね。
だから『否定語』による『声かけ』はNGなのです。
ちなみに今回のケースの場合は、次のような声かけがおすすめです。
「今日はカーブの調子が悪いね。だからカーブはここぞのときだけに使おう」
このように伝えれば、カーブの選択肢を残しつつ、調子の悪いカーブを抑制できますよね。
声かけ一つでここまでの効果があります。
ぜひ意識することをオススメしますよ。
まとめ
この記事を読んで『正しい声かけの方法』がわかりましたね。
もしも『正しい声かけ』をしたいのであれば、今回紹介したことを意識しましょう!
『ミスの防止』や『チーム一丸となれる』メリットがあるからです。
このメリットを得るためには、『支援的な声かけ』と『指示的な声かけ』のバランスが大切でしたね。
バランスをしっかりと意識した『声かけ』を行い、チームのパフォーマンスを上げていきましょう!
ちなみに今回紹介した『声かけ』は、チームスポーツでは非常に重要なので、もっと専門的に勉強することをおすすめしますよ。
『一般社団法人日本スポーツコーチング協会』のメルマガなら無料で勉強ができ、今なら電子書籍も無料でGetできます。
この機会に登録して、しっかり勉強してみてはいかがでしょうか!
コメント